入れ歯は「ずれて痛い」「しっかり咬めない」「すぐ外れてしまう」などというイメージをお持ちの方も多く、“悪者”にされてしまうことがあります。しかしそれは「自分に合っていない入れ歯」ゆえの問題といえるでしょう。入れ歯も、つくり方次第で快適なものができるのです。
三田駅・田町駅から通える歯医者「三穂デンタルクリニック」では、患者さん一人ひとりのお口の状態やご希望をしっかりふまえ、「自分に合った入れ歯」をご提供しています。「痛い」「咬めない」「外れやすい」といった入れ歯に対するネガティブな先入観を捨て、一度当院にご相談ください。
入れ歯には、保険診療のものと自費診療になるものがあります。その違いは次のとおりです。
保険の入れ歯![]() |
自費の入れ歯![]() |
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素材・構造 | 床の素材はレジンのみとなり、構造もかぎられている | 素材・構造ともに制限がなく、選択肢が豊富なため、快適なものを追求できる |
費用 | 保険適用のため抑えられる | 保険適用外のため高額になる |
審美性 | 入れ歯だとわかりやすい | 自然で美しいものがつくれる |
咬み心地 | 硬いものが咬みにくいことがある | 硬いものでも咬むことができる |
製作期間 | 短い | 長い |
保険診療の入れ歯なら費用を抑えて比較的早く手に入れることができますが、美しさや咬み心地などを求めるなら自費診療の入れ歯が適しているといえます。それぞれの特徴をよく理解し、ご自分に合ったものをつくっていきましょう。
入れ歯は、きちんとお手入れすることで長くつかうことができます。次のステップで、毎日しっかりお手入れしましょう。
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お口から入れ歯を外し、流水でざっと汚れを洗い流します。 | 入れ歯専用のみがき剤を用いて、歯ブラシでていねいに汚れを落とします。みがき剤は、研磨剤の入っていないものを選びましょう。 |
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入れ歯専用の洗浄剤に浸けます。通常は30分以上浸ければ大丈夫ですが、汚れがひどいときは、一晩浸けておきます。 | 流水で洗浄剤をきれいに洗い流し、お手入れは完了となります。 |
歯ぐきに当たる床部分が金属でできた入れ歯です。床を薄くつくることができ、入れ歯自体が軽くなるので装着時の違和感も軽減されます。強度が高いのもメリット。金属の素材には、ゴールド、チタン、コバルトクロムなどがあります。
歯根側と入れ歯の内側に磁石を取りつけ、磁力によって固定する「マグネットデンチャー」や、茶筒の蓋のようなしくみで歯根側を内冠、入れ歯側を外冠として固定する「コーヌスクローネデンチャー」など、アタッチメント入れ歯にはさまざまな種類があります。
保険が適用される、床がレジン(歯科用プラスチック)でつくられた入れ歯です。床部分が厚いため装着時に違和感があるほか、見た目が入れ歯だとわかりやすいといったデメリットがありますが、費用を抑えられる点がメリットです。
近年、歯を失ったときの治療として、入れ歯に次いで注目されているのがインプラント治療です。インプラント治療では歯を失った部分の顎の骨にチタン製の人工歯根(インプラント)を埋め込み、その上部にセラミック製の人工歯を装着して咬む機能の回復を図ります。
インプラントが顎の骨にしっかりと結合されるので咬み心地がとても自然なうえ、見た目も自然。また、失った歯単独での治療となるため、ブリッジのように支えとなるまわりの健康な歯に負担をかけることもありません。インプラント治療は、今後ますます選ばれていく治療になるでしょう。